学校から友達にケガをさせてしまったと連絡が来ました。
どのように対応すればよいでしょうか。
学校側が保護者にケガをさせた連絡をしている場合、
相手側にも詳細な情報を伝えています。子供のこととはいえ、相手のお子さんの様子が気になることでしょう。
今回は、学校で友達にケガをさせてしまった場合の、保護者としての対応を紹介します。
現在は、連絡網の配布がないため保護者同士が連絡を取り合うことは難しいです。でも、我が子がけがをさせてしまって、何も謝罪の連絡を入れないというのは今後の関係がギクシャクしてしまうのではないか、悪い印象を持たれてしまうのではないかと考える保護者の方も多いでしょう。
この記事を参考に、けがをさせてしまったその日のうちに謝罪の連絡を入れるように心がけてください。
子供からの話を聞く
先生から電話で聞いた事実と、我が子が認識している事実に相違がないか確かめましょう。
早く聞かないと、子供の記憶なのでどんどんと薄れてしまします。
メモを取りながら、冷静に聞き取りましょう。全部聞いた後に、何がいけなかったのか子供と整理します。
相手の連絡先を学校側に聞く
現在は、個人情報保護の観点から連絡網の作成は行っていません。
そのため、ケガをさせた相手の連絡先は学校のみ把握しています。学校に問い合わせて、相手の保護者から了解を得られれば、連絡先を聞くことができます。
知り合いづてに聞いたりすると、「勝手に電話番号を教えられた」と後で別のトラブルになってしまうことがあります。
学校や担任を介して連絡先を入手するようにしましょう。
「お電話で親御さんに直接謝りたい」と学校側に伝えれば、相手も連絡先を教えることにためらわないはずです。
相手の連絡先に電話して謝罪する
連絡先を入手したら、すぐに謝罪の電話をしましょう。
もしかしたら、まだ病院に行っている可能性もあります。
ここで伝えるべきことは、以下の3点です。
・ケガをさせてしまったことへの謝罪
・相手の子のケガの具合を尋ねる
・二度と繰り返さぬように、今後の家庭での対応
もし大きなけがの場合は、自宅の場所も聞いておきましょう。次でお話しますが、直接お見舞いに訪問することもあります。
大きなけがの場合は、家族で自宅に謝罪に行く
相手の家庭によっては、「わざわざ来ていただかなくて大丈夫です。」と言われることもあります。遅い時間に伺うのは、迷惑そうであれば、翌日にでも父・母・本人で謝罪とお見舞いに伺いましょう。
どうしても父親が不在の場合は、その旨を相手の保護者に伝えましょう。
ケガをした相手の保護者は、お怒りの場合が多いです。そこに、父親は謝りに来なかったという事実が重なると、怒りがヒートアップしてしまうことがありますので注意が必要です。なるべく両親揃って訪問することをおすすめします。
小さな手土産なども持参すると良いでしょう。
学校にも非がある場合は、校長や担任が自宅へ伺うこともあります。
まとめ
ケガをさせてしまった場合は、スピーディーな対応が重要です。ケガをした相手側の保護者は、仕事を切り上げて病院に連れて行かなくてはいけません。
我が子がケガをさせられて気分のいい親はいません。また、学校に行ってケガをさせられたらどうしようという不安も大きいです。
相手の保護者の心配や不安な気持ちを、同じ保護者として理解し、丁寧に謝罪するようにしましょう。
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