「学童やめたい!」と言われた時の対処法

コラム【子育て】
保護者パパ
保護者パパ

子供から「学童をやめたい」と言われてしまいました…

働いているので、一人で家で留守番させるのは心配です。

どうしたらいいでしょうか。

そっちょく先生
そっちょく先生

3年生くらいになると、学童に行く友達が少なくなるため

学童を辞めたくなるお子さんは多いです。

学童を辞めたいと言ってきたお子さんには、子供なりの理由があります。

しっかりと子供の思いを受け止めて、放課後の過ごし方を親子で考えていきましょう。

今回は、3年生以上の子供が学童を辞めた後、どのように過ごすことができるのか、対応策を5つ紹介します。

今後の、親子の選択肢に入れてみてください。

1.オンライン学習

オンラインで習い事を受ける子が、コロナ禍以降に増えています。

子供が一人でオンラインで入室できるため、簡単に始めることができ、送迎の必要もないので、親は仕事中でも安心です。

内容は
・プログラミング
・英会話
・ダンス
・アート
などがあります。

創作系の物が多く、放課後の時間をたっぷりと使って、子供の「好き」を伸ばしてあげることができます。

中には、オンラインで受講している様子を録画でき、仕事後に確認できる習い事もあります。

2.公園で遊ぶ

どうして学童に行きたくないか尋ねると、多くの子は友達が学童にいないことを理由に挙げます。

学童に行かなければ、学童に行かない子同士で学校外で会うことができます。

お菓子やおもちゃを持ち寄って遊ぶことは、子供にとってとても楽しいことですが、周りに大人の目が無いため、遊び方が荒々しいこともあります。

放課後に行って良い近所の公園を決めておくことで、安心して外で遊ばせることができます。

また、GPSを子供に持たせることで、仕事中でも子供がどこにいるかを確認することができます。

3.習い事に通う

学童を辞めたことをきっかけに、新しい習い事を始めてみることは子供にとって良い刺激となります。

習い事は、子供のできることを増やしたり、伸ばしたりすることができ、自己肯定感を高めます。

自分一人で通える範囲から、習い事を選択し、通ってみることで、放課後の時間を有意義に過ごすことができます。

特に、
・空手
・剣道
・テコンドー
・合気道
などの武道系の習い事は、場の空気間を感じる必要があります。

オンラインではなかなか身に付けられるものではありません。

低学年の時に学童に通っていた子は、大人数の中にも難なく入っていける強いハートを持っていますから、集団クラスにもすぐになじめることでしょう。

4.図書館に行く

週の決まった曜日に図書館に行くよう決めているという家庭もあります。

学校の図書室は、一度に借りられるのは2~3冊程度です。

自治体の図書館であれば10冊以上本を借りることができます。

毎週行くように決めることとで、自分の好きな本のシリーズに出会うことができたり、いつもは挑戦しないような本も読んでみたりすることができます。

平日の放課後に図書館に行ってみると、一人で来ている小学生は意外に多いです。

また、図書館スタッフという大人の目もあるため、保護者にとっては安心できる過ごし方です。

5.家で熱中できることをする

学童をやめて時間が生まれたことを利用して、探求学習をしている子は、学習意欲の高い子に良く見受けられます。

自分でテーマを決め、本やインターネットで調べたことをノートにまとめて放課後を過ごします。

書いたノートを親に見せ、コメントを書いてもらい、また次への意欲につなげるという過ごし方です。

学校の宿題で「自主学習」が出ているという場合は、「自主学習ノート」や「自主勉ノート」に調べたことをメモして蓄積します。

テーマは、子供の「その日に興味をもったこと」ですから、多種多様です。

例えば
・オオサンショウウオの飼い方
・○○かんむりってどんなものがあるの?
・総理大臣ってどんな人?

興味をもったことを、そのままにせず、インプットとアウトプットの両方ができるため、放課後の過ごし方としては大変有意義なものになります。

まとめ

学童をやめると、週5日も自由に使える放課後が生まれます。

子供にとって、自由な時間を有意義なものにするためには、親の力がまだまだ必要な年齢です。

今回紹介した5つの対応策は、1つ1つを行ってちょうど平日の5日が埋まります。

月曜…オンライン学習
火曜…友達と公園で遊ぶ
水曜…習い事
木曜…図書館へ行って本を借りる
金曜…テーマを探究する

放課後を友達と過ごすと、トラブルがおきてしまいがちです。

放課後のトラブルは、学校の管轄ではありません。

学童で起きたトラブルは学童で対応してくれますが、学童をやめてしまうと保護者の監督責任が問われます。

親が子供に過ごし方の道筋を立ててあげることで、子供が放課後の時間に自立して過ごすことができるようになりますよ。

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