子どもに定期的に絵本を買ってあげているのですが、選び方がわからず困っています。
絵本は、子どもとつながれる素敵なツールですからどんどん与えてあげたいですよね。小学校になっても子供は読み聞かせは大好きです。
私は、童話館というところに長年お世話になっていて、月1回2冊の本を配本してもらっているので、おすすめポイントを紹介します。
絵本のサブスクを行うところは、たくさんあります。
我が家では、「童話館ぶっくくらぶ」を利用しています。ほかに検討したのは、福音館書店のサブスク「こどものとも」やクレヨンハウスのサブスク「絵本の本棚」です。
今回は、童話館を実際に利用していてよかった点や、イマイチな点を紹介していきます。
絵本を定期購読することのよさ
「絵本は子どもの心を豊かにする」ということは、言うまでもありません。
エビデンスもはっきりしていることですから、絵本を読み聞かせている保護者の方は多いことと思います。
でも。「図書館に行って数冊借りて家で読む…」これは、自分ですらすら読書するようになるまであまりおすすめしません。
乳幼児の読み聞かせは、親の声・ふれあい・においなど、感覚野に影響を与えることが大切なんだそうです。
ですから多読の段階の前に、乳幼児の間は同じ本でいいから繰り返し、親子でふれあいながら読み聞かせをするようにしています。
定期購読は、良質な本を「自分の本」にすることができます。ページを曲げてしまっても、落書きしてしまっても、親は大きな心で子どもを許すことができます。
また絵本に対する専門的な知識が無くても、年齢と発達段階に合った本を、季節に合わせて届けてもらうことができます。
「童話館ぶっくくらぶ」のよいところ
童話館ぶっくくらぶの定期購読をしていてよかったところを紹介します。
●良本を出版社関係なく配本してくれる
童話館が出版している本もありますが、出版社を問わず年齢に合った本を配本してくださるのが助かります。有名な本は、50刷も100刷もされていて、感心してしまします。
●コースごとに背表紙用のシール
いちごコースやクルミコースなど、年齢ごとのコースがあるのですが、新しいコースに進級すると初回にコースの絵の小さなシールが同封されてきます。
かわいらしいシールを小さな背表紙に貼ることで、本だなに置いてあってもだいたい何歳くらいの本か分かりやすいです。
下の子に読み聞かせるときにこのシールが重宝しました。
以前は、このシールは無かったためテプラで自分で作ったものを貼らなくてはいけませんでした。
●進級するとプレゼントがもらえる
継続して入会していると、エプロンや絵本のシールなどのプレゼントをもらうことができます。決して派手なものではなく、障がい者施設で作られたものなどで、あたたかみのあるプレゼントです。
子どもと「大切に使おう」と話すきっかけにもなります。
●夏と冬には特別号で追加注文できる
夏休みや冬休みの前には、配本と同時に特別注文を受け付けるチラシが入っています。
なんともおもしろいことに、紹介されているほとんどは、絵本ではありません。
夏休みには、自由研究につながる本、平和について考える本、ボードゲーム、外遊びに使えるおもちゃなど…
冬休みには、性教育の本、図鑑、辞典、かるた、カレンダーなど…
商品の説明文も素敵で、アマゾンや楽天などのネットの情報よりも、買いたくなってしまうのが不思議です。
●毎号のおたよりで親の心はほっこりする
配本についてくるおたよりは、時事的な話題や、現代社会の子育ての話題を取り上げていて親としていつも興味深いです。
そして読み終わると、なんだか心がほっこりして子供にやさしく接することができるのです!
慌ただしく子育てをしている中で、ゆっくり文章を読みながら我が子に当てはめて考えられる時間がとても私にとっては有意義です。
最後には、同じ読者の保護者からのメッセージが寄せられてて、「1歳の時、その本読み聞かせてて、私もそう思ったよ!」というような共感できるメッセージにたくさん触れることができます。
ふと懐かしくなって、メッセージで紹介されていた本を読み返すこともしばしば。
●海外もお届け対応している
海外赴任で、赴任先にも届けてくれるところはほかのサブスクと比べて助かる方が多いようです。
もちろん別途料金はかかりますが、毎月日本の良質な絵本に触れさせることができるのは、助かりますね。
「童話館ぶっくくらぶ」のイマイチなところ
童話館ぶっくくらぶの定期購読をしていてイマイチだと感じたところを紹介します。(ほぼないので、かなり絞り出してみました…)
●あやうく持っている本を配本されそうになる
私は、親子二世代にわたって童話館にお世話になっているため、気を付けないと持っている本を配本されそうになることがあります。
配本リストはコースはじめにもらえるので、そこであらかじめ既に持っている本を童話館に連絡しておけば大丈夫です。
また前月にも、次回配本予定の本をお知らせしてくださるので、そこで「次回の本は既に持っている!」と分かったら、連絡するのでも間に合います。
●子どもに1度では、ピンとこない作品もある
今どきのビビットな絵本と比べて、絵は古めかしい絵本が多いような気がします。(笑)
1度ピンとこなかった絵本は、そのあとすぐに読んでも同じ反応になりがちです。
どんな絵本も、何回か読んだ後に表紙の絵に戻ってみると気づくことや、表紙の裏の見返し紙の色の意味を考えるなど…絵本は、深堀すればキリがないのですが、子どもにとってはピンとこないものもたまーにあります。
今じゃなかったかな?というもの。
そういう時は、少し時間をおいてから読んであげています。
●知名度が低い
絵本のサブスクやっているよという人が、そもそもあまりいないのですが、童話館は特に知られていないように思います。
大手の出版社ではありませんが、歴史あるすてきな会社です。
まとめ
童話館ぶっくくらぶの定期購読は、いいところだらけです。
・普段は忙しくて絵本を選べない
・どんな絵本を読んだらいいかわからない
・絵本を読んであげられていない
・子育てを楽しみたい
という方は、ぜひ童話館ぶっくくらぶの定期購読を検討してみてください。
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