学校に欠席の連絡をする場合、連絡帳が良いのでしょうか。電話での連絡が良いのでしょうか。
もちろん、連絡帳でも電話でもどちらでもOKです!
それぞれメリットデメリットがあるので、ご家庭の考えに合わせて選択するといいでしょう。
学校に欠席を連絡する際、友達や兄弟に連絡帳を持って行ってもらう場合と、保護者が直接学校に電話する場合があります。
今回は、連絡帳と電話のメリット・デメリットを説明します。お家の状況に合わせて選択しましょう。
連絡帳で連絡するメリット
宿題や配付物をその日のうちにもらえる
連絡帳で連絡が来た場合、担任は返信を書いて宿題やおたよりを挟んで返します。症状が軽ければ宿題に取り組んで翌日提出できますし、その日は取り組めなかったとしても後日宿題をすることができますから、宿題の学習進度に心配がありません。またおたよりも締め切りのあるものや重要なものは、当日受け取っておくと準備ができます。
提出物を出せる
学校では、「参加申込書」などの提出物を求められることが多くあります。子供が上の学年になってくると責任感が芽生え、「これを提出しなきゃいけないから!」と無理してまでも学校に行こうとする子もいます。そういった責任感の強いお子さんにとって、連絡帳と共に提出物を出せるということは安心して欠席できるのでメリットとなります。
連絡帳で連絡するデメリット
届ける子の負担になる
届ける子が同じクラスの場合は、あまり負担になりませんが、違うクラスや違う学年の場合、子供は大きな緊張を抱えて連絡帳を届けることになります。また、連絡帳を持って帰ってきて届けなければいけないということも、いつもの予定とくるってしまうので負担になってしまいます。
連絡帳を書く手間がかかる
保護者にとって連絡帳を書くのは、文面を考えて書いてという手間がかかります。ただでさえ、子供が具合が悪く、忙しい朝に連絡帳を書いて別の誰かに託すということは、大変なことです。
まれに届け忘れがある
せっかく頼んだ連絡帳も、子供によっては託されたことをすっかり忘れてしまうことがあります。欠席の連絡がないのに、児童がいないと担任は慌てて家庭へ電話することになってしまいますから、電話すればよかったというケースもまれにあります。
電話で連絡するメリット
簡単・早い
7時半~8時に電話すれば、学校にいる誰かが電話をとって欠席の連絡に対応してくれます。子供の具合が悪くて忙しい時に、簡単に要件を伝えることができます。
お友達に迷惑がかからない
電話で連絡することで、お友達に負担をかけずにゆっくり休ませることができます。親同士でのやりとりも必要ありませんから、「今日はゆっくり休んで、明日元気に行こう!」とメリハリをつけることができます。
電話で連絡するデメリット
配付物がもらえない
電話で連絡すると、そこで完結するため、宿題や配付物はその日にもらえないと思った方が良いでしょう。場合によっては、家が近くの子が宿題やプリントを届けてくれます。
担任とやりとりできない
電話で連絡した時に、たまたま担任が近くに入れば直接話すことができますが、タイミングが合わなければやりとりできません。気になることがあれば、放課後にもう一度電話したり、授業が終わったら電話が欲しいなどと伝えておくと良いでしょう。
友達からの手紙がもらえない
担任は、欠席した子への連絡票を作成している場合があります。日直が明日の時間割や持ち物を記入して、「はやくげんきになってね」「明日は一緒に遊ぼうね!」など、クラスメイトからの一言も添えられるような手紙は、電話での連絡の場合持たせられないのでもらえないことが多いでしょう。
まとめ
先生としては、欠席だということが分かれば大丈夫です!どちらが望ましい連絡方法かということはありません。
もし、お子さんが、心配性・がんばりや・几帳面の場合には、連絡帳で連絡すると本人が安心して休めるのでおすすめです。
電話連絡の家庭は最近特に増えているように感じます。
なかには、電話と連絡帳のダブル連絡をしてくる家庭もあります。どちらのメリットもあって、それはそれでいいと思います!
それぞれのご家庭合った連絡方法を検討してみてください。
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