小3の2月から入る塾選び

コラム【子育て】
保護者ママ
保護者ママ

中学受験をさせようと思い、子供の塾を探しています。

おすすめはありますか?

そっちょくせんせい
そっちょくせんせい

小3担任をすると、面談でよく質問されます。

家から無理なく通えて、本人のカラーに合った塾を見つけてあげることが大切だと思います。

小3以上になると、個人面談のフリートーク部分はだいたい「塾」「受験勉強」の話になりがちです。

受験がらみの話は、なかなかママ友には相談できないテーマですから、担任に話すのでしょう。

毎日の学校生活で向き合っていますから、担任は子どもの学力面でのよき相談相手です。(ただ愚痴を聞くだけの場合も)

本来の個人面談では、塾についての話題になったとき、学区の高学年の様子や、その子自身が「先取り型」か「復習型」かを話します。

しかしここでは、小学校教諭目線で見た大手中学受験塾のイメージを好き勝手にお話したいと思います。

SAPIX

御三家を狙う高偏差値集団の塾

お弁当持参で、保護者も一緒に受験に向かって燃えています。

夕方からの授業に全力を注いでいるので、午前中の学校生活は少し気を抜きがち

しかし、賢いのであまり学校で手を抜きすぎると内申に響くことを理解していて4教科以外の体育、音楽、図工なども一生懸命こなそうとする頑張り屋さんが多いイメージ。

早稲田アカデミー

中堅から御三家を狙う子たちの塾

こちらは、お弁当もあり、コンビニおにぎりもありで、塾に丸投げな共働き両親も多かったです。

子どもは真面目に取り組むだけではなく、時には笑いの要素を求める人間味あふれる子

学校の授業は、自分の気乗りするものを一生懸命取り組めます。

なぜか一芸に秀でた子は、早稲アカに通う傾向がありました。

四谷大塚

無理しすぎずに中堅を目指す塾

お弁当を持っていく子もいれば、帰ってからガッツリ食べるという家庭もありました。

子どもは、言われたことをそつなくこなすタイプ。典型的なよい子

学校・習い事・塾と、全てを自分のペースで頑張れます。

親に左右されず、自分をしっかりともって中学受験に臨んでいるような子たちが通っていました。

日能研

様々なレベルの混在する塾

「え?受験するの?」というレベルから「そんなに勉強して大丈夫?」というレベルまで多種多様。

前者は、ダメなら公立通う気満々の家庭。

後者は、入塾後あれよあれよと成績が伸び続け、塾での位置キープのためひたすら勉強させることになった家庭。

子どもは、順位をいちいち気にせず、授業ですべてを習得しようとするビッグハートな子

学校生活はハメをはずしがちで、日ごろのストレスを動きまくって解消したり、ひたすら好きな読書を教室で続けたりと広く自由に過ごしていました。

通塾している子は、グループや派閥を意識せずに、コミュニティを広げられる社交性を感じました。

わりとオススメ

小規模な塾に通う子も多かったです。

おとなしめの子にとっては、学校で塾の偏差値の話に巻き込まれなくて済むので安心なようでした。

ena

公立中進学や、都立中高一貫を目指す子が多く通っていました。

啓明館

昔の啓明舎。保護者が塾を信頼し、タッグを組んでる感じで応援したくなりました。

Z会エクタス

御三家専門塾。塾の掛け持ちで通っている子もいて、小規模だけど人気のようです。

シグマTECH

花まる学習会の中学受験塾。新年のある家庭で、無理のない受験勉強ができるようです。

さいごに

同じ小学校から同じ塾に通っている子が多数いると、塾でのクラス順位の情報はすぐに漏洩します。(女子から)

女子の場合、グループ関係に影響したりするので小5・小6とあとから入塾することは、どんどん難しくなることがあります。

逆に男子の場合は、仲のいい友達に誘われて転塾する子もいたので、メンタル面と入塾する時期は関係ないのかなと感じました。

今回お話した塾以外にも首都圏には無数の塾があるので、住んでいる地域やお子さんの特性に合わせて塾を検討してみてください!!

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