育休明けに時短勤務とりました。権利なので。
なぬ?!教員でありながら時短で働くなんて猛者!!
…仲良くはなれなそうだけど、話は聞かせてもらおう。
私が育休から復帰して、できることなら取得したかった時短勤務!
以前、私は教員の時短勤務がいかに難しいことかを記事にしました。
しかし、身近に時短勤務を取得したという猛者がいました!!
話を聞くまで「まさか?!」と半信半疑でしたが、どのような流れで取得したのか、働きやすさはどうなのか聞いてみました。
時短勤務をしているX先生のプロフィール
X先生は、キャリア10年以上の小学校教諭です。
これまで低中高様々な学年の担任を経験してきました。
夫も同じ自治体で小学校教諭をしています。
第1子を出産し、2年間の育休を取得しました。
時短勤務を取得するまでの流れ
仲間のリサーチ
育休中に勤務校の近隣で、時短勤務をとっている人がいないかリサーチをしたそうです。
前に時短勤務についての記事を書いた際に説明した通り、時短勤務をするためには自分がいない時間を穴埋めしてくれる誰かが必要です。
X先生は、その穴埋めもしくは代替となる教員を休んでいる間から探していたそうです。
彼女曰く「同じタイミングで復帰する人を見つけられた」ことが幸いだったようです。
教員の育休復帰は、年度初めの4月であることがほとんどだと思います。
そのためほかの教員と比較的揃いやすいことは事実です。
仲間との計画
X先生は、別の学校に勤務するY先生と育休中に結託し、それぞれの学校で時短勤務の申請をしたそうです。
時短勤務申請を受けた教育委員会は、通常大慌てだと思いますが、2人同時に申請が出されていますからその二人をセットにして申請を受け入れたということでした。
結果、X先生はもともとの赴任校にとどまり、Y先生は育休明けでX先生のいる学校に異動になりました。
仲間とのすみわけ
X先生は、月・水・金の8:15~16:45
Y先生は、月・火・木の8:15~16:45
で働いているそうです。
X先生もY先生も、特別支援学級のT2として働いていて、校務分掌もある程度あるものの重要なものは任されていないということでした。
時短勤務をしてみて
週3日の勤務は、余裕があってとても嬉しいとのことでした。
1週間の残りの2日は、子どもと過ごしたり、子どもは保育園に預けて自分のリフレッシュに使ったり、仕事の準備をしたりして過ごせているから大満足とのこと。
代替部分の勤務をしているママ教員との関係も良好で、お互い仕事と育児の話で盛り上がることができているようです。
周りの先生も「子育て頑張って!」と励ましてくれる雰囲気のようで、しばらくは時短勤務を続けたいと話していました。
ただ時短勤務をやめる時期についても、代替部分のママ教員と揃えなくてはいけないところが難しいとも話していました。
話を聞いた私の感想
「うらやましい!」の一言に尽きます。
週3日の勤務。理想的です。仕事と子育てをバランスよく両立できそう!
職員室の雰囲気の良さ。時短勤務をすることにたいして陰口を叩かれたりしないなんて!心穏やかに働けそう。
代替部分のママ教員との連携プレー。同じ立場の人がいることは、とても励みになりそう。
私のしたかった時短勤務がそこにはありました。
私が育休明けにフルで担任して、毎日寝かしつけの後に丸付け・授業準備でへとへとだった日々は何だったのだろうと悲しくなりました。
「せっかくの制度なんだから使わなきゃ」とX先生は言っていましたが、
その制度を使うために周りにものすごく気を遣って、根回しをして、用意周到に計画をたてなくてはいけないなんて…
ママ教員たちが、大手を振って時短勤務を申請できる日が来ることを願ってやみません!
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